爽やか王子は悪魔のような人でした
「な、七瀬君、それよりクリスマス!
静香と静香の好きな人をくっけようよ。ダブルデートで。」
「は?なんで人の恋愛に関わらなきゃなんないの?逆に迷惑だろ。」
それは、そうだけど……ねぇ?
「いいじゃん…静香にはお世話になってるもん。」
チラリと上目で七瀬君を見つめると目をそらされる。
そんなに嫌なのかな?
「ね、お願い…!」
「〜〜っ!あーもうっ、わかったよ。
ダブルデート行く。それでいいだろ?」
なんかやけになってる七瀬君。
「へへっ、ありがと。また連絡してね。」
クリスマスが楽しみです。