爽やか王子は悪魔のような人でした




「ちょっ、待て。降りろ。」



「嫌だ。七瀬君が教えてくれるなら降りる。」



「わかった、教えるから降りろ。」



そう言われては降りるしかない。
そんなに私に降りてほしかったのかな?



「ま、まさかそんなに私重かった…?」



ヤバイ、最近体重増えてきてるんだった。


「は?ちげーし。」



「違うの?じゃ、なんでそんなに慌てる必要あるの?」



私がそう言うと七瀬君は起き上がり、
私を床に押し倒し、上に乗ってくる。
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