爽やか王子は悪魔のような人でした
陰口
次の日。
朝、支度も終わりボーッとしながらテレビをみてるとお母さんが慌てて私のところに来た。
「…お母さんどうしたの?」
「新聞取りに玄関開けたらかっこいい人が家のまえで立ってたんだけどっ!」
「ふーん…あいにく私、そういうの興味ないから。」
「それは知ってるけどかっこよすぎるわ。最初は結菜と同じ制服着てたから結菜のこと待ってるんかと思ったけど、
結菜がそんなイケメン君と仲良くなるわけないもんね。」