右周りの島








「おっ!あれ、渡って来た橋じゃね?」


「あっ!本当だ。」


「結局なんも無かったな。やっぱり、ただの脅しか。」


「ほら、チカ早く。もう橋が見えるよ♪」


「うん……」


「どうしたんだよ、チカ。何も無かったじゃねぇか。」


「うん……」


「アハハ♪チカ、まぢでビビってる~♪」







そう、何もありませんでした。


今までは……


恐怖はこれから始まるのです。



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