純愛ハート
「平石先輩…見られてますよ?」

彼方先輩に恥を欠かせまいと、あたしは思いっきり下を向いた。

「そうだねー…」

普通に歩き続ける彼方先輩。

「あたしみたいな子といられるのを…見られるんですよ?」

「こんな可愛い子をお姫様抱っこ出来るなんて、俺ラッキーじゃん?」

可愛いって…

彼方先輩は反則ですよ…


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