純愛ハート
「あたしなんかより…モカちゃんの方が断然可愛いですよ…?」

悔しいけど…100人に聞いても、100人全員がモカちゃんを可愛いって言う。

「そうかな?俺は…媚を売らないがんばり屋の女の子が可愛いって思うけど?」

……反則ですよ、彼方先輩。

「ありがとう…ございます…」

あたしは聞こえないぐらい小さな声で呟いたのに彼方先輩は爽やかに笑った。




「着いた着いた…」

楽しい時間はあっという間かこ過ぎ、目的地の保健室に着いた。


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