青いティッシュ箱
そして、次の日願い事が1つ叶えられる日が来た。
ふわっ
「1つ考えた?」
七夕型妖精の廉が話しかけてくる。
「じゃあ、髪が20cm長くなるでね!」
「分かりました。では呪文を叶えましょう。」
「hear open long!」
「とりゃゃゃゃゃゃゃゃ!」
「では、3分待って見てください髪が20cm伸びますよ。」
「では、これで…。」
すぅ。
「洗面台にダッシュ!」
ビュュュュュュュュュュュン!。
「本当に髪が長くなってる!すごい!」
と友達の木野子とかなり喋っていた。
「ねぇこういう願い事も叶うのかな?
・身長が30cm高くなる。
・太ももと二の腕が5cm細くなる。
・最新のパソコンが欲しい。
・モデルになりたい。
とかはどうかな?。」
「願えば叶うよ!絶対に!」
と夕方まで絶え間なく話していた。

次の日、日曜日
青いティッシュ箱のティッシュを6枚使った。
「妖精さんこないかなー」と嘆いていた。

月曜日、
「今日からまた学校だ!」と元気に登校した。
木野子に「おはよー!誕プレありがとー!」
そして、
はづきに「おはよー」と話しかける。
「ねぇねぇ凛!あの青いティッシュ箱使った?」と木野子が話しかける。
凛は「使った使った!」
はづきは「なになに!青いティッシュ箱って?」と首を傾げる。
凛と木野子は「願い事が5回叶う 噂ってもんがあるの!」と話された。
そして、
家に戻り、部屋に戻りジュースを飲んでいる時に
なんと、ジュースをこぼしてしまったのだ。
「なにか拭くもの×2!」
ふきふきふきふき
ふわっ!
「やぁ!わたしは流れ星型妖精の彼方でーす!」
「妖精が来たのね。ヤッホーイ!」
そんなことしているよりは早く願い事をいったほうが…。
「じゃあ、身長が30㎝高くなるで!」
「分かりました。システムに情報を送り出します。3分お待ちください。」
3分後…。
「身長伸びてる!」
という本物の現実とほろ苦く甘い夢を抱えてゆく
しかし凛に緊急事態が…。
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