帝国湯へ、いらっしゃい
「どこまで、してほしい?」と核心に触れてみる
「…えーと、じゃあ、チューで」
「了解」
ーーーー……………
「ん」
何度も何度もキスして
何度も何度も抱きしめたら
や、ば………
琴を鏡に押し付けて
「んっ……」
あー……やば
無意識に本能のままに
琴のTシャツの中に手を入れたら
「ストップ!!」
え
「……ストップ」
…………………
嘘だろ
頭をうなだれたら鏡にゴンとぶつけた
「……頭、大丈夫?」
頭は大丈夫だ
でも、心が折れた
この状況でストップかよ