帝国湯へ、いらっしゃい


「どこまで、してほしい?」と核心に触れてみる


「…えーと、じゃあ、チューで」

「了解」



ーーーー……………


「ん」

何度も何度もキスして

何度も何度も抱きしめたら



や、ば………


琴を鏡に押し付けて

「んっ……」



あー……やば


無意識に本能のままに


琴のTシャツの中に手を入れたら




「ストップ!!」





「……ストップ」


…………………

嘘だろ


頭をうなだれたら鏡にゴンとぶつけた

「……頭、大丈夫?」


頭は大丈夫だ

でも、心が折れた


この状況でストップかよ

< 101 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop