...向日葵と真夏の片想い*
 



愛夏の病気の名前とか俺にはよく分からない。

……けど、俺は将来医者になって絶対愛夏の病気を治す。
絶対に。




「まあ悠真君。今日もお見舞いありがとうね」

「大丈夫です」




これは愛夏のお母さんだ。

愛夏のジュースを買いに行って戻ってきたのだろう。




「愛夏、ママ少し行ってくるわ。
悠真君……お願いしてもいいかしら?」

「いいですよー、行ってきてください」

「いつもありがとう。
それじゃあ行ってくるね」




そう言うと病室から出て行った。



 
< 2 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop