...向日葵と真夏の片想い*
 



「悠ー真っ!」

「うわっ」




俺も伸びをしようとしたその瞬間、龍が飛んできながら肩に手を置く。


その衝撃で肩が歪な音をたてる。




「龍やめろ……」

「まあまあ!
それより一時間目から体育だぜ? だる~」





確かに一時間目からの体育……しかもバスケのような球技はかなりきつい。


朝方だから眠いというのもあるけれど、何より一時間目はまだ体が鈍っていて動かない。



 
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