...向日葵と真夏の片想い*
 



昔からそうだけど。

宛先も分からない手紙とか、バレンタインのチョコとか。

本当に何なんだろう……。




「まあまあ、軽い熱中症だったから良かったけどとりあえず寝てて?」

「んー、今何時」

「1時30分!
合宿もそろそろなんだから体調整えといてよねー」




そう言い残すと、咲良はグラウンドに出て行った。

そして、俺は昼飯を食い損なったことに気がついたのは数秒後。



 
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