また君の隣で





ーーーーー
ーーー


あれからどれだけ走っただろう。



気が付いたら病室の目の前にいた。



流れ出た汗を自分のTシャツで拭き 、
俺は病室のドアを開けた。



ーーー ガラッ



そこに見えるのは
ベットで寝ている夏樹と 、



それに寄り添う母親の姿だった 。


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