地味子は王子の所有物!?
亜里沙は相当俺のデコピンが効いたのか、頭を押さえてうずくまっていた。

「亜里沙?」

「春のバカ。私がこれ以上バカになったらどうすんの!?」

「いやいやいや…。」

お前、学年2位の頭脳しといて何言ってんの?

つか、俺からしてみれば才色兼備のいい奥さん…っていかんいかん。まだ結婚してねぇし。

「春はいいよね!!完璧だから!!」

いや、お前がいないとこの俺は成り立たないし。

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