幼なじみのキミと。
「はい。」

あっ!
なぎくんだ!

「あの人かっこいいねー。」

「そーかな?そーでもないよ?
意外といじわるだしね。」

凪砂を指さしながら若菜はいう。
「若菜ちゃん、知ってるの?
あのひとのこと。」

顎に人差し指を当てながら若菜に聞く。

「あっ、うん。幼なじみって言うのかな?」

「そーなんだぁー。ふぅん。」

なんか、嫌な予感がするのはうそかな?

「まぁ、いっかー。」

「ん? なにがー?」

あ、やば。

「ううん! なんでもないよー!」
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