Extreme despair



「私はお父さんとふたりぐらしなのです」

「そうですか」

「なので、お父さんを殺してしまった今、私は独りぼっちなのです」

「それはおかわいそうに」

僕は心底かわいそうに思っているように見えるよう、頑張ってそう言いました



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