初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
咲子ちゃんがバスケットボールをやっているとは思わなかった、だからなのか、よくご飯を食べるのかなっと思った。俺は今までその思いではあまり好んで話さなかった、それを思ってか憲一たちも口に出すことがなかったんだが、今度話してみよう、みんなの正直な気持ちが聞きたいと思った、咲子ちゃんに話して、考え方が少し変わったような気がする。 咲子ちゃんは俺に「じゃあ、今度、もしかしたら、大人になった私と時間があればバスケットボールで勝負しよう、実力を確かめてあげる。」と言ったので俺は「生意気だな、勝てるかな。」といいながら笑った。 すると咲子ちゃんは小指をだしておれに「負けたら初恋の話ね、約束だよ。」と言ったので俺は自分の小指を咲子ちゃんの小指にからませて約束をした。
咲子ちゃんは約束をした後、疲れたのか寝てしまった、枕がわりにおれが膝枕をしてあげた、とてもかわいい寝顔だ。 今、俺は咲子ちゃんを恋人としてはなく父親として見ているような気がする、怒ったり、泣いたり、笑ったりしている咲子ちゃんは俺にとってかけがえのない存在になっていく、俺は咲子ちゃんが大人になった姿がどんな人間になっているのか想像していた。
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