初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
いつしか昔話にかわり、色々なことが思い出されてきた。こういう話は何度もしているんだが俺たちが二年ぶりにあったからなんだろうか、その話をしていると、とても癒されてる感じがする。親友同士の話にはこんな共通の思い出話があり、なんど語り合っても和んでしまう不思議なことがある。この三人に共通するだけでなく、だれでもあることなんだろうと思う。 俺たちが出会ったのは小学校三年生の時に同じクラスだった。最初はあまり話すことはなかっただが、その年の夏休みにクラスの男たちで野球したときに、孝介とおれは一緒のチームで憲一は相手チームのキャッチャーだった。おれは最終回裏、二塁のランナーだった、同点でツーアウトで長打でさよなら勝ちの場面でバッターは孝介、孝介は初球をライト方向にゴロ球を打った、ライトが守備位置が悪く、うまく抜けてレフトがボールをキャッチしてバックホームに送球した、俺は孝介が打った瞬間に走っていたので三塁を蹴ってホールだ、俺がホールにつく瞬間にボールが憲一の元にきてキャッチをして俺にタッチをした、その時俺はヘットスライディングでホームをタッチした。ほぼ同時だった、しかし憲一はアウトだと言った。