初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
しかしおれは納得ができなかった、審判をおいたらよかったのだが小学生が野球やサッカーで一番したくないのが審判だった。今回も審判をおかずにみんなで判断をしていたがこのプレーにはチーム同士の言い合いなり、挙げ句の果てにおれと憲一は揉み合いの喧嘩になり、それを身を呈して止めに入ったのが孝介であった。そして孝介が止めに入ってくれたのでおれと憲一の喧嘩はおわったが試合は判定もつかないままでおわってしまった。それからなにかと憲一と孝介に縁があったのか、同じ班になったら掃除当番が一緒だったり席替えしても近くになったりして最初の方はかなり嫌で顔を合わせる度に憲一とは揉み合いの喧嘩や野球の判定のことで言い合いをしてしまうのだが孝介がいつも止めに入っていた。そんなことが続いているうちにそんな判定のことはどうでもよくなり、色々話すようになってきた。そしておれと憲一と孝介はいつしか一緒に遊ぶようになって何でも言い合える友達となって、中学は三人でバスケットボール部に入って一生懸命に頑張り、高校では憲一はバスケットボール部におれはサッカー部にに孝介はテニス部とバラバラになったが憲一の試合はすべて応援に駆けつけた。