初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

私は男性と手を繋いで神社の階段に向かっていると誰か数人だろうか、階段をかけ上がってきた、すると私の姿を見えたのか大きい声で「咲子。」と呼ぶ声がした、この声は覚えがある、暗くて姿は確認できないがお父さんだ、私は大きい声で泣きながら「お父さん。」と叫んだ、するとまたお父さんらしき人が私の名前を読んだ、そして目の前に立った、すると急に私の体をつかんで抱き締めようとした、顔が近くなったのでお父さんだと確認できた、そしてお父さんは私を抱き締めた、私は泣かないでおこうと思ったがお父さんの温もりを感じると自然に涙が出てきた、お父さんに再び会えたことが嬉しかったのもあったが何よりもお兄ちゃんと別れて寂しかった心を癒してほしかった。 お父さんも抱き締めながら震えているのがわかった、お父さんも泣いているのだ、私はお父さんをこんなに心配させて本当に悪かったと思った、お兄ちゃんのいう通り、お父さんは私の事を本当に心配してくれていたんだろうと感じることができた、お父さんのようにお母さんやおじいちゃんも心配していたはず、私を探してくれた大勢の人たちのためにやっぱり私はここに帰らなければならなかったんだと思った。