初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
俺は自分の事を智子ちゃんいや智子さんに紹介すると智子さんから手紙をもらった、そして「この手紙は咲子が生前に書いたものです、私はまだ読んでいません、もしよければ手紙の内容を教えてください、あなた宛の手紙です。」と言った。 俺は見るのが恐ろしかった、俺は咲子ちゃんと別れるときに嘘をついてしまっていた、真実を知れば生きる気力をなくすと思って言わなかったが、嘘にはかわりがないのだ、彼女を裏切ったことになる。俺は読めないと思っていたが立花さんが「大丈夫、絶対に恨んでないよ、咲子ちゃんのためについた嘘だからそんなことばかり書いてないよ。勇気を出して手紙をよんでください。」と言ったので俺は立花さんを見て「そうか、そうだな、読んでみるかな。」と言って智子さんを見た、すると智子さんは俺を見て頷いて「聞かせてください、咲子の思いがこもった手紙の内容を。」と言ったので、俺は二人に勇気づけられてなんとか手紙を読む勇気がわいてきたので、手紙が入っている封を切って手紙を取り出した、文字がぎっしりと書いてあるが一つずつの文字がとてもきれいできっちり整っている、これを見るだけで咲子さんが純粋で優しかったんだとわかる。
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