初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜

女の子のことを考えると心配で綿菓子もおいしくなくなってしまった。みんなに聞いてみるとちゃんと親のところに戻ってるだろうと言ってくれたもののもし誘拐だったりしたらどうしようかと考えたりして落ち着かなくなった。そうすると父親が「交番によってみるか」と言ったのでみんなで交番によることにした。
階段を降りていくとまだお参りに来る人がいるみたいで降りるのに少し苦労した。そして降りきったところで交番に行くことにした、家とは反対方向だがそんなに遠くなかったのでみんなは疲れているが急ぎ足でむかった。みんなも本当は気になっていたみたいだけど大丈夫だろうと思い込んで心配な気持ちを押さえていたようだ。みんなは忘れていたわけではなくて祖母を見つけるのに必死になりすぎて疲れていたんだと思う、誰も文句を言わずに走っている。みんなは本当に優しいなっと思った。すると途中で俺たちの進行方向から叫びながら走ってくる人たちがいた。ものすごい不安な顔を浮かべながらこちらに近づいてきた。
「咲子、どこにいるんだい。」といいながら二人の男女がこちらをみておれたちに「すいません、女の子をみかけませんでしたか」と言った。