初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
おれたちは混乱していたがすぐに我にかえった。あれは間違いなく祖母だった、幻や幽霊でもなかった。 おれは憲一と孝介の方を向いて「あれはおばあちゃんだったよな、お前たちも見たし、聞いたよな。」と問いかけたら孝介が「ああ、あれはそうのおばあちゃんだよ、あの感じは間違いないよ。」と言ったが本人もどうゆうことか分からない様子だった。憲一が「きえたよな、おれはそっちも気になるよ、ほんとうに天国からきたみたいだったよな。」と言って何かに気付いたように「でも「やっぱり死んだんだ」と言っていよな、自分がこの世にいないことがわからなかったということは幽霊の類いではないとすると幻か?」と冷静になり、分析を始めた。おれはそんなことより祖母に会えただけで嬉しかった、どんな経緯にしろ目の前に現れて会話ができたことが嬉しかった。でもなぜ祖母が現れたのかそして幽霊なのか幻なのかまたは本物なのかははっきりとしたいとおもった。 孝介が「考えるのはあとにして本堂に向かわないか、もし幽霊だとしたら本堂の神様にお礼ぐらいは言わないといけないだろう。」と言ったのでおれたちもそう思ったので色々考えながら本堂に向かうことにした。