初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
咲子ちゃんと一緒に一階に降りると両親が茶の間にいた、そして俺と咲子ちゃんに朝御飯を用意していてくれた。 父親が「咲子ちゃんは朝、早いね。」と言って咲子ちゃんの頭を撫でた。そして朝御飯の用意ができたので食べることにした、「いただきまーす」と元気な声で言って、モクモクとご飯を食べ始めた、焼きそばの時も思ったんだがこの子はよく食べるなーと思った、今時の子ならニンジン嫌いとか、言いそうなものなんだが、この子には今のところは嫌いなものがないみたいだ、親の教育がいいようだ。 おれは今日のおかずの中で人参が苦手だったが食べないわけにはいかず、いつもなら残すのが、頑張って食べることにした、カッコ悪いところは見せたくなかったからだ。 食べている途中に咲子ちゃんの頬にご飯粒がついていたのでとってあげたり、少し味噌汁をこぼしたので拭いてあげたりしていた、食べている姿もかわいかった。両親も好きなものを聞いて自分のおかずを分けてあげたりして会話が弾んでいた、俺たちの中に妹が増えたみたいで、いつもとは全く違う朝御飯を過ごしていた、このまま、咲子ちゃんがいてくれたら刺激のない毎日がとても楽しんだろうなっと思った。