初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
朝御飯を食べ終わると咲子ちゃんは、お茶を飲みながらのんびりしていた、かなりの量を食べた感じがするが、今時の女の子はこれぐらい食べるんだろうか、それとも咲子ちゃんが特別なのかもしれないがおれは感心していた。 母親が「これからどうするの?」と聞いてきたので、俺は「今から交番に行くよ、もしかしたらもう保護者がいるかもしれないし、いなかったとしても、つれて帰らないといけないから住所を調べてもらうよ。」とおれは答えた。どうやら、まだ交番から連絡はないみたいだ、連絡があれば、俺は起こされるだろうし、母親は「これからどうするの?」とは俺には言わないだろう。 そして俺は出掛ける用意ができたので、咲子ちゃんを呼びに行くと父親と仲良くアニメを見ている、最近のアニメがよくわからないが、咲子ちゃんはわかるだろう。そうすると、咲子ちゃんは「キン肉マンとかないの?」と言われたので俺は少し唖然としてしまった。今時の女の子がキン肉マンを知っているんだと思った、しかも女の子が見るなんて思わなかった、おれが小学生の時ならたまに見ている女の子はいたけど、今時の女の子が見るなんてキン肉マンがここまで人気があるとは思わなかった。