初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
咲子ちゃんは、回りを気にしながら続きの話をした、「それからお参りをするためにお賽銭をもらったので、お賽銭箱に投げて願い事を言って目を開けたら周りには、その男の子やその父親たちはいなかったけど、おばあちゃんはいたのでおばあさんの所に行こうとしたけど、はぐれてしまってお賽銭箱の近くでおばあちゃんを探していたらお兄ちゃんたちにあったんです。」と言って少しだけ話疲れたみたいだ。俺は咲子ちゃんの話の最初の方から引っ掛かっていたものがなにかわかった、それは現在で咲子ちゃんとあったときは『おばあちゃんとはぐれた』と言っていたので、俺は咲子ちゃんは咲子ちゃんのおばあちゃんと一緒に神社に行き、途中ではぐれて俺たちにあってからタイムスリップをしたと思っていたが、実際は神社に一緒に来たのは咲子ちゃんのおじいちゃんとで、咲子ちゃんのおばあちゃんではない。咲子ちゃんがいうおばあちゃんは俺の祖母だろう、十数年前に一緒にいなくなっていたから一緒にタイムスリップしてきたはずだ、タイムスリップした瞬間に咲子ちゃんがおばあちゃんがいたと言っているから間違いない。しかし、咲子ちゃんだけがなぜ、現在に取り残されているだろう。
< 80 / 200 >

この作品をシェア

pagetop