初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
俺たちは、介たちと別れて新幹線の駅に向かうことにした、ここからはまた咲子ちゃんと二人で行動することになる。まずは近くから電車に乗るために徒歩で近くの駅に向かうことにした。 咲子ちゃんが俺に「お兄ちゃんの友達はみんないい人ばかりだね、できたら孝介お兄ちゃんの子供が生まれたら見に行きたいな。」と言ったので俺は「見に行けるよ、僕が大人になった咲子ちゃんと友達になれば、いつでも遊びに行けるからね。」と言ったが、心の中では恋人だったら、さらによいのだがそこまでは言えなかった、そしていつ、咲子ちゃんに俺の思いを伝えたらいいのかわからない、大人になった咲子ちゃんにいうべきか、今、ここにいる咲子ちゃんにいうべきかと悩んでいた。俺は腕時計を見てみた、時間はまだ12時をすぎたくらいだから、まだ夕方にはつくと思われる、急がなくても大丈夫だろうと思った、帰る時間など計算に入れていない、なによりここにいる咲子ちゃんを大人になった咲子ちゃんに会わせることしか考えていなかった、タイムスリップが本当かどうかは、どうでもよかった、咲子ちゃんを、信じて前に進むことが、自分にとっても、何か変われるかもしれないと思った。