初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
そのころ、孝介たちは、自分達の家に帰ろうとしていた。すると孝介が憲一に「これでよかったんだよな?」と言ったら、憲一が「よかったんだ、特に咲子ちゃんには聞かせてはいけないことだからな、でも最後の謎が解けた気がするよ、なぜ、咲子ちゃんが今の時代にきたのかがな。」と言ったら、孝介が「そうだな、まあ、そうはショックを受けるから言わない方がよかったよな、それを知って、そうは咲子ちゃんには言わないだろうけど。」と言ったら、憲一は頷いた。 仁美さんと静香さんはただ黙って二人の会話を聞いていた。俺たちは駅についた、ここから新幹線の駅まで少しばかりかかる、まさか、都会に戻る前にここに行くとは思わなかった、こんなに忙しい正月は初めてだ、でもかなり充実はしているような感じがする、刺激がない毎日を送っていたのもあったが、今は一つ一つの行動が楽しくて仕方がない、そして咲子ちゃんといるこの時間がとても幸せだ、今まで付き合った人には悪いがこんなにときめいて新鮮な気持ちは初めてだった、これがもしかして初恋が実ろうとするときの気持ちなんだろう、俺は少しであるがこのままずっとこの咲子ちゃんと一緒にいたいと思い始めていた。
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