初恋の女の子〜あの子にあえたなら〜
愛する人
新幹線の駅に着くと、俺と咲子ちゃんはお腹が空いてきたので出店を探すことにした。 俺は咲子ちゃんに、何か食べたいものがあるかなっと聞いてみたら別になかったようなので無難に洋食屋で昼御飯をいただくことにした。出店を見つけてどの店にしようか迷っていると、咲子ちゃんがある店の前で止まった、咲子ちゃんは表に飾っているメニューの置物を見ているようだ、オムライスの置物が多く飾られているみたいなので、看板を見るとオムライスの専門店のようだった、咲子ちゃんは俺に「私はお兄ちゃんさえ良ければ、オムライスが食べたいな。」と言ってきた、俺はその言葉と咲子ちゃんの甘えるような目を見てまたときめいてしまった、どんどんこの子にひかれていく、愛しくでもこの旅が終われば今の咲子ちゃんとは二度と会うことがない、次に会うのは大人になった咲子ちゃんだ、俺は少し前まで大人になった咲子ちゃんと付き合ってみたいと思っていたが今はちがう、今ここにいる咲子ちゃんとずっと一緒にいたい、そして、できるなら過去の時代に戻したくないと思うようになってきた、憲一たちには悪いけど俺は今、この旅をやめてしまおうかと考えている、離れたくないからだ。
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