あなたの虜 。


「俺、ジュースくんでくる」

「うん!舜くんなにして遊ぶ?」


「んー。...」



むにっ



「きゃぁ!」


「ペタンコ!かたい!」



この子本当に4歳!?


いきなり胸を触るなんて!?




「舜???だめだよな???」



笑顔で言うはじめくんの顔は

笑っているけれど、笑って居なかった。



「ごめんなさぁ〜い!!」


そういって舜くんは私の後ろに隠れた


「大丈夫だよ舜くんっ」


「うぅ...。」


今にも泣き出しそうな舜くんの頭をナデナデしてあげていた



「...ちっ、俺でも触ったことねーのに。」



え...今なんかいった??




はじめくんはジュースをくんでいた



空耳かな?



そう思ってまた舜くんと遊び始めた



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