あなたの虜 。



そうして私の初めてのお泊りの幕開けとなるのでした




お兄ちゃんとお母さんには友達の家に泊まるって言ってあるけど



ばれてないよね??






「舜、寝てた。」


「ふふっお兄ちゃんなんだね」


「なんだよ」


笑うはじめくんを見るのが大好きだ



「なんでもなーい」


「ほら、風呂はいってこい髪まだ濡れてる」


「あ...本当だ...」


そんなに本気で水鉄砲で遊んでたんだ。



「...それとも一緒に、入る?」



にやっと笑うその顔は


私を誘惑していました...



「ひっ1人で入れる!!」


私が部屋を出て行ったあと


部屋で笑っていたというのは


いうまでもありません。




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