あなたの虜 。




あれからまた私達は体育祭に戻った。




戻ったころには私達のクラスの

女子サッカーは優勝していて



みんなが喜んでいた。





けど、そんなの上の空で



わたしの頭の中にははじめくんしかいなくて...







「なーにぼーっとしてんの!!」


「うわぁ!」


「なになに〜?なんかあったー?」


「なにもないよう!!」



みゆちゃんは声がでかいから今話したら


注目の的だ




学校の王子様とキスをしたなんて

言ったら私はもう学校中の女子から

嫌われる...。




< 76 / 156 >

この作品をシェア

pagetop