恋はハチミツのように甘くない

4章 デートのようなあまずっぱいイチゴ

「おはよう!鈴華!」

なんだか明るい翔汰は
少し苦手だった。

「おはよう!」

家の近くの公園の
噴水で待ち合わせ、
いかにもカレカノっぽい

「今日はどこかいきたいところある?」

「ううん ないよ!」

「よし! じゃあまずは
遊園地行こうよ!
新しいパークできたんだって!」

「うん!」

鈴華は遊園地がとても
大好きだった。
とくに 観覧車!
高い所は無理だが
景色がきれい。
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