YUME話
「貴女が父の女性と言うことを認めたくなかった。」









息が止まりそうだった。驚きと、それから・・・・














嬉しさで








でも、私は帝の妻。

彼の義母。

私と同じくらいの大きさの白い手を私は遠ざけた。そして・・・








「さようなら、光君。」








そう言って彼を部屋へと帰した。













彼の後姿を見つめる私の眼に涙が溢れた。
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