YUME話

 私は小梅をぎゅっとした。

「ごめんね。小梅、私、小梅のこと、大好き。」

また涙が出てくる。

でも小梅の身体は温かかった。





小梅に寂しい想いはさせたくない。




夢でも私はあんなに寂しかったし不安だった。




ごめんね。小梅。


もう、絶対寂しい想いはさせないよ。



ごめんね。


そして


これからもよろしくね。
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