ベランダから見える星
「千香?
 私の部屋行こうか…」


千香は私が伸ばした手をすんなり握ってくれた。


小声で男3人に『2人で話させてね。』と断り千香をつれて部屋に入った。


だから何をするのかと言われても困るのだが…



「千香…」


呼びかけても返事はない。


私は恐る恐る千香の肩を抱いた。


実のときみたく払われることはなかった。


まだ出会って数ヶ月。


同居をはじめて1ヶ月。


私達はお互いのことを知らなすぎる。


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