ベランダから見える星
「じゃあ音緒。
 早速今から行くよ。」


「もう何も言わねぇよ。」


すぐに音緒にメイクをし,ウィッグをつけ,翠さんに手に入れてもらったW女の制服を着せた。


音緒のが終わると私も自分の支度をした。


2人でリビングに出て行くと『どっちも誰って感じだな…』という感想をもらった。


私もウィッグつけてるしメイクもいつもと違う。


だって私の身元がバレたら面倒臭いことになりそうだし。



「そんじゃ行ってくる。」


音緒は早く行ってしまいたいみたいだ。


私も音緒に続き家を出て千香にバレないように裏からマンションを出た。


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