ベランダから見える星
「おまえら同じクラスなんだろ?」


「うん。
 偶然ね〜」


私の言葉に『嘘つき』と実が呟いたのには千香が制裁した。



「じゃあ実サボらず学校行ってよ?」


「分かってるから。
 放課後なっ!
 …あっ千香頑張れよ〜」


千香が手を振りお見送り。


実嬉しいだろうな…。



「じゃあ行こう。
 千香職員室でしょ?」


「そう。
 ついてきてよ−?」


『はいはい』と返事をして校舎へ入っていった。


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