ベランダから見える星
突然現れる葵に驚く千香。


慣れてしまった私は葵を無視して話を進める。



「今日はすぐ終わるじゃん。
 それに実が昼飯奢ってくれるし。」


机にうなだれて『そうだけどさ〜』とぼやく千香。


葵は『実』という男の名前に反応して騒ぎだしたけど勿論無視。


私は千香の腕を引っ張りホールに向かった。


ホールに行くともうほとんど人が集まっていた。


すぐに始業式が始まり30分も経たない内に始業式が終わった。


千香は終わる早さに驚き,そして喜んだ。


今日は帰りのHRはない…らしいから厄介な奴に捕まる前に教室を出た。


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