ベランダから見える星
「おっ彼氏か?
 いいぞ。
 じゃあ…マンションの近くのレストランにいるから。」


邦光さんは言いたいことだけ言って電話を切った。


邦光さん変わってないな。



「あっ拓海出掛ける準備…って出来てる。」


あの数十秒でよく出来たわ。


半ば呆れながら私も服を着替えた。


レストランまでは拓海の支払いでタクシー。


ガチガチに固まってしまってる拓海を引きずるようにレストランの中へと入った。


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