ベランダから見える星
今日も帰ってこないと諦めていたから驚いた。



「おかえり。
 静が来てるぞ。」


部屋から出ようとしたら父親が翠さんに笑いかけていた。


父親の笑顔なんて久々に見た。



「本当!?
 静ちゃん自分のお部屋かしら〜」


何故か部屋を出るのを止め,翠さんが来るのを待った。



「静ちゃん元気!?」


相変わらずノックもせずに入ってくる。


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