ベランダから見える星
『よしっ』とか全然『よし』じゃない。
けど家に帰れるかって聞かれたら微妙。
1人で部屋にいられる自信はない。
「俺1人暮しやねん。
せやから気にする必要はないで。」
「葵と一緒なんて危険。」
「せーちゃん…」
泣いたふりをする葵は無視して携帯に目をやる。
着信が15件とメールが8件。
ほとんどが千香と…音緒。
1件だけ非通知があったけど間違いか何かだと思い気にしなかった。
「せーちゃんはこのままここで寝るんやで?
俺はリビングで寝るさかい何かあったら呼んでな?」
けど家に帰れるかって聞かれたら微妙。
1人で部屋にいられる自信はない。
「俺1人暮しやねん。
せやから気にする必要はないで。」
「葵と一緒なんて危険。」
「せーちゃん…」
泣いたふりをする葵は無視して携帯に目をやる。
着信が15件とメールが8件。
ほとんどが千香と…音緒。
1件だけ非通知があったけど間違いか何かだと思い気にしなかった。
「せーちゃんはこのままここで寝るんやで?
俺はリビングで寝るさかい何かあったら呼んでな?」