ベランダから見える星
幸はまた浮気をしていたのだ。


そのうえ浮気相手の子供まで身篭っている。


あれだけ大切にして我慢もした。


それでも幸は愛情が感じられなかったのだろうか。


その後すぐに実と幸は別れた。


あれだけのことをしておいて幸は別れを拒んだ。


さすがの実も許す気にはなれず別れると言い張った結果,幸は折れた。


『許す気にはならない』けれど実は幸を嫌いにはなれなかった。


その3ヶ月後−…


幸は泣きながら実の前に現れた。


< 241 / 401 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop