ベランダから見える星
「静ちゃん,ごめんなさいね。」


「あっいえ…」


「ごめんなさいついでに,頼みがあるんだけど…いい?」


……音緒を育ててきた人だ。


そんな風に言われて断れるわけがない。


私が渋々頷くと…



「美子ママっ
 今日のお仕事終わった!」


ノックもせず,いきなり飛び込んで来た綺麗な女の人。


…?


この顔どこかで見た…?



「遅かった…」


そう言って頭を抱えてる佐々木さんと,



「あら美人さん!
 新しく入る子…なわけないよね。
 息子のお嫁さんにしたぁいっ」


やたらハイテンションな女の人とを見る。


どんな関係?


さっきの空気に何故こんな女の人が…?


自分が何を言ってるのかさえ理解出来なくなってきた…


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