ベランダから見える星
訪問者
音緒が未緒さんと会って早1ヶ月。
今のところ毎日未緒さんの家に行ってるみたいで,帰りが遅い。
千香と実は付き合い始めたばかりでラブラブ,見ていて蹴りをいれたくなる。
でも今日,休日は千香達はデート,音緒は未緒さんの所で,私と拓海しかいないから家の中はすごく静か。
まさかそれが嵐の前の静けさとは思わなかった…
ピンポーン
「静でて…」
「なんで私!?
面倒臭い−っ」
そうやって文句を言いながらも足は玄関に向かっちゃってることが悲しい。
この時,なんで私はインターフォンを取らなかったのだろう。
カメラで確認してたら,絶対ドアを開けることはなかったのに。
「はぁい」
「姉さん…?」
…何でここにいるの?
何でここに来たの?
やめて。
あんたを見ると思い出すの。
怖くて堪らない,夢であってほしいあの頃を−…
今のところ毎日未緒さんの家に行ってるみたいで,帰りが遅い。
千香と実は付き合い始めたばかりでラブラブ,見ていて蹴りをいれたくなる。
でも今日,休日は千香達はデート,音緒は未緒さんの所で,私と拓海しかいないから家の中はすごく静か。
まさかそれが嵐の前の静けさとは思わなかった…
ピンポーン
「静でて…」
「なんで私!?
面倒臭い−っ」
そうやって文句を言いながらも足は玄関に向かっちゃってることが悲しい。
この時,なんで私はインターフォンを取らなかったのだろう。
カメラで確認してたら,絶対ドアを開けることはなかったのに。
「はぁい」
「姉さん…?」
…何でここにいるの?
何でここに来たの?
やめて。
あんたを見ると思い出すの。
怖くて堪らない,夢であってほしいあの頃を−…