ベランダから見える星
お父さんにかけたのかと思って見守っていた。
のに…『あっ中村さん?』と全然違う人に雑誌を買うよう言っていた。
ジトーっと睨むけど拓海は気にせず,連絡を待ってるようだった。
少しして携帯が鳴ったかと思うと拓海はすぐに取った。
「親父?」
お…お父さん!?
中村さんは!?
「見てくれましたか?
……はい,そうです。
…ええ。
嫌です,俺は写真を撮っていきたいって何回も言ってるはずです。。
あなたの言いなりにはなりません。」
何話してるんだろう。
拓海の表情は変わらず,はじめからまっすぐ一点を凛と見ている。
拓海が一番気に入っている邦光さんの写真。
「……え?」
突然,声のトーンと表情が一変した。
拓海…?
まったく理解出来ない状況にオロオロする私を,まだリビングにいたらしい実は『お茶』とパシリにする。
文句も言わずにお茶を注ぎにいく自分に拍手だ。
のに…『あっ中村さん?』と全然違う人に雑誌を買うよう言っていた。
ジトーっと睨むけど拓海は気にせず,連絡を待ってるようだった。
少しして携帯が鳴ったかと思うと拓海はすぐに取った。
「親父?」
お…お父さん!?
中村さんは!?
「見てくれましたか?
……はい,そうです。
…ええ。
嫌です,俺は写真を撮っていきたいって何回も言ってるはずです。。
あなたの言いなりにはなりません。」
何話してるんだろう。
拓海の表情は変わらず,はじめからまっすぐ一点を凛と見ている。
拓海が一番気に入っている邦光さんの写真。
「……え?」
突然,声のトーンと表情が一変した。
拓海…?
まったく理解出来ない状況にオロオロする私を,まだリビングにいたらしい実は『お茶』とパシリにする。
文句も言わずにお茶を注ぎにいく自分に拍手だ。