ベランダから見える星
「おはよ,葵。」
「あっせーちゃんおはよ!」
相変わらず私たちは何とも言えない関係を続けている。
3年でも同じクラスになれた私と葵は,ここ最近,触れない話題がある。
それは…やっぱり進路。
聞きたいんだけど,聞けない。
なんだか怖くて。
それは葵も同じらしく,進路の話はしてこない。
葵の進路はすごく気になるけどさ…。
「伊崎!」
「あっ先生。」
そう,進路はすごく気になるけど何だか怖くて聞けない…けど。
「美容専門学校の推薦説明を今日するから。」
けどさ…進路みたいな重大なこと,本人の口から聞きたかった。
なんて聞いてから言っても遅いけど。
「は−い!」
葵はふざけて返事,それに敬礼なんてするから先生は呆れてものが言えないみたいだった。
そして『西園寺は進路表提出な。』と言って職員室に戻っていった。
バッと葵がこっちを見たのが分かった。
「あっせーちゃんおはよ!」
相変わらず私たちは何とも言えない関係を続けている。
3年でも同じクラスになれた私と葵は,ここ最近,触れない話題がある。
それは…やっぱり進路。
聞きたいんだけど,聞けない。
なんだか怖くて。
それは葵も同じらしく,進路の話はしてこない。
葵の進路はすごく気になるけどさ…。
「伊崎!」
「あっ先生。」
そう,進路はすごく気になるけど何だか怖くて聞けない…けど。
「美容専門学校の推薦説明を今日するから。」
けどさ…進路みたいな重大なこと,本人の口から聞きたかった。
なんて聞いてから言っても遅いけど。
「は−い!」
葵はふざけて返事,それに敬礼なんてするから先生は呆れてものが言えないみたいだった。
そして『西園寺は進路表提出な。』と言って職員室に戻っていった。
バッと葵がこっちを見たのが分かった。