ベランダから見える星
「よろしく音緒。」


私は音緒の手に自分の手をもっていき握手をした。


何だか馬鹿みたいだったけど握手とか初めてで。


悪い気はしなかった。



「俺の名前知ってんだ!!」


「さっき電話で聞いた。」


これから私と音緒は一緒に暮らす。


音緒となら仲良くやれそうな気がしたんだ。


気を使わずにいい関係が築けると思ったんだ。


いや確信したんだ−…。
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