ベランダから見える星
「音緒朝ごはん食べたなら行くよ。」


「ん−。」


作っておいた朝食だけはどれだけ寝坊しようが食べる音緒。


少しは私の事も考えてほしい…。


私達は別々の玄関から外に出てそこから一緒に学校まで行く。


音緒の学校と私の学校はかなり近い。


ちなみに音緒の通っている学校は頭がいいことで有名な県立高校。


私の学校との違いはお金がかかるかかからないかだけ。


音緒の生活態度を見ているととても頭がいいようには見えないけれど…

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