ベランダから見える星
「付き合ってない。」


「でもかなり仲よさ気に話してない?
 それに毎朝一緒に登校だし!」


クラスの女子は好奇心で瞳を輝かせている。


ウザイ…



「親戚なの。
 兄弟みたいなものだよ。」


いつもこの言葉で女子から逃げている。


教室に入ると違和感を覚えた。


何かが違った。


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