ベランダから見える星
いつもは大人びた感じなのに写真を見ているときは子供みたいな感じだった。



「拓海?」


「……!?」


驚かれた。


そんなに集中して見ていたのだろうか。



「その写真気に入ったの?」


「いやっ…
 気に入ったってか…その……。」


顔を赤く染めて言葉を並べる拓海を私は思わず笑ってしまった。



「静も拓海も早く座れば〜?」


千香に言われて私は拓海をリビングまで引っ張った。


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